【面接官の秘話】志望動機を聞く本当の理由

2021/12/30


こんにちは。
国試リハビリセンターです。
 
国家試験がもうそこまで迫ってきましたね。

本格的に就職活動に打ち込む人が少ない季節。
実は今の時期が面接には向いているんです。

春には合格が決まり一気に就活が活発化する。
つまりライバルが多くなる。

大勢多数の中から選ばれるのは
大変な作業だと思います。


今が(年明けが良いですが)狙い目でもありますので
頭の片隅に置いといて下さいね。



以下、以前私が監修している学校で、就職に関するインタビューを受けた記事になります。
何かの参考になればと思い転記いたしますね!


*****

さて本題へ。皆さん就活のどこで苦労しているのかというと…
それは「面接」です。
 
「上手に答えられなかった」
「どう答えれば正解なのかわからない」
 
確かにそうなんです。
 
そもそも、自分のこと正直に答えるだけなのに
正解があるっておかしな話だと思いませんか?
 
そこで、今回はベテラン面接官である藤倉先生に
面接の極意を伺ってきました!
 
 
【志望動機に正解はない】
 

先生::まず、面接官は相手に
     上手な答えは求めていません。

    
    ・当施設の方針を理解しているか
    ・自分の言葉で答えてくれているか
    ・内容に矛盾がないか
 
志望動機では、ざっくりこんな点を見ています。
 
不器用でも自分の頭で考えた言葉で
自分の思いを伝えようとする。
こんな「誠実さ」を持っている人と仕事がしたい。
そう思っているのです。
 
逆に、就活サイトに載っている
ありきたりな解答ばかり並べる人は

信用できません。
 
だって、嘘だってすぐわかるんですもん (笑)
 


面接って意外と、シンプルな
人間性を見ているんですよ。

 
私:ってことは「こう答えれば面接官が納得する」というような型はないんですね。自分のオリジナルで勝負していかなきゃいけないのか…。
 
先生:かと言って、自分の長所やできることを
     押し売りするのは良い印象を与えません。

 
・自分を客観的に見て、よく理解している
・自分が他の人たちと差別化できる強みをわかっている

 
こういう武器を使って相手に、自分の等身大を知ってもらう。
これが一番だと思います。

面接って緊張しませんか?
それは…
等身大以上のモノを見せようとするので
【緊張】するんです。


・良く思ってもらおう
・人より優れていると思ってもらいたい

こういった気持ちが
強ければ強いほど、緊張しますので



極意としては

自分を大きく見せようとしない

これで緊張感は少しほぐれると思いますよ。


 
私:なるほど!  では、まずは自己分析をして
その武器を手に入れる事から始めなきゃなんですね。
等身大の自分って意外とわかってないかも…。
 
先生:みんなわかっていないからこそ、取り組むべきなんです。    これができれば周りとは違う、頭一つ抜けた人になれますからね。
    
私:確かに!  それはわかったんですけど、自分の言葉で話すって
具体的にどうすればいいんでしょうか?
 
先生:それにはコツがありまして…

面接官を「一緒に働く仲間や上司」
だと思って話してみてください。


自分らしい言葉が自然と出てきますから。
(タメ口は禁止ですよw)

 

私:あ、意外とすぐできるかも。
  それに、そう考えたほうが緊張が減りそうな予感がします!先生ありがとうございました!
 
 
いかがでしたか?
 
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