自主性・主体性・自発性の違い知っていますか?

2022/04/14

おはようございます。
国試リハビリセンターです。

今日は、タイトルにある3つの性質についてです。


この違い判りますか?


独学で勉強するなら、この違いが理解できる必要があるし、自分が独学に向くかどうかの判断の一助にもなると思います。

【自主性】
他者からの指示や援助無く、自ら率先してやるべきことを行う態度や性質


自主性があると“やらなければならない”
理解しているので言われる前に出来る。

※やる気の有無や好き嫌いを超越している。


【主体性】
自分の意思や判断に基づいて、
自らの責任のもとで行動しようとする態度や性質

自分で目的を設定し、自分の行動が
もたらす結果に対しても責任を負うことが出来る。
※自主性より更に1upしており、自分の行動に責任を取れる



【自発性】

他者からの働きかけや影響では無く
自分の内的動機付けで行動する姿勢のこと

“嫌い・やりたくない”場合自発性は発揮され難く、持続もしにくい。


自発性による行動は、“好き・やりたい”が理由となっている



ざっくりまとめると、こうなります。


「自発的」な学習からスタートしたとしても継続するには「自主性をもった学習」へ移行し、段階的に「主体的学習」にステップアップ出来ると良いという事です。

そうすると、独学が向くタイプの人は…

「自主性のある」
「主体性のある」
状態の人とも言えます。




独学の場合、周りからの干渉が少ない分、
自分のやる気が唯一のモチベーションです。

一定のモチベーションを持続的に保つには、
学習の
“好き・嫌い”に振り回されたらNGです。


だからこそ、好き嫌いのレベルを超えた
「自主性」「主体性」が独学者には
備わっている必要があるのです。




独学を検討している人は、自分の学習態度が
「自主性」「主体性」「自発性」どれに属しているか
を確認して、改めて学習方法を検討してみて下さい。



それでは、体調を崩さない様に気を付けて
いい1日を過ごして下さい。

来年春、皆さん目標とする場所で、
いい顔で仕事されている様、
私たちも一緒に頑張らせていただきます。

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