国試リハビリセンターは理学療法士・作業療法士の国家試験対策予備校です
ペンの色で学習効果が変わる!
2022/04/22
国試リハビリセンターです。
勉強を効率よく進めるには、
勉強に使う「筆記用具」にも注目することがポイントです。
実は、勉強の際に使うペンの「色」を変えるだけで
学習効果がアップする可能性があるのです。
勉強を頑張っている方に向けて
「ペンの色と学習効果の関係」を解説します。
ペンの色で学習効果が変わる?
勉強の際の豆知識として「ペンの色を変えると記憶力がアップし勉強の効率が高まる」というものがあります。
実はこれは“人間の脳の性質”を
うまく利用した方法なのです。
人間の脳は、危機管理のために
「新しいもの(違和感を覚えるもの)」を
より鮮明に覚えようとする性質があります。
テキストや書籍の文字のほとんどは
「黒いインク」で印刷されているため
脳にとっては新鮮味がない状態です。
そこであえて他の色のペンで文字を書くと
脳が違和感を覚えて文字を認識しやすくなるのです。
また、一度違和感を覚えた情報は、
記憶にもしっかりと刻まれやすくなります。
勉強内容が記憶に定着しやすくなれば、
単語や数字などの暗記ものを覚えやすくなりますし、
勉強の効率がグンとアップするでしょう。
暗記に向いているペンの色とは?
ペンの色の中でも、特に暗記に向いているのは
「青いペン」です!
青という色には心を落ち着かせる効果や
集中力を高めてくれる効果があります。
また、さまざまな研究によって「“青色のもの”を勉強に取り入れることで、脳の集中時やリラックス時に出る“アルファー波”が増える」ということも判明しているのです。
このような理由から、勉強に青色を取り入れる方法として
青いペンを使用することがおすすめだといえます。
「覚えたい単語や文章」を青いペンで書き、
それ以外の文字は黒いペンやシャープペンシルなどで書きましょう。
それから、青と同様に
「集中力アップ」や「リラックス効果」
が期待できるのが、緑色のペンです
黒、青、緑の3色をメインに使い分けることで
勉強に集中しやすくなり、暗記力アップが期待できるでしょう。
ボールペンだけではなく
マーカーを青や緑にするのも効果的ですよ。
使用する頻度に注意したい色は「赤」!
重要な箇所のマーキングや単語を書く際には
「赤いペン」を使用する方も多いですよね。
しかし、赤には脈拍や血圧を上げる効果や
精神の興奮作用があるため、多用すると気が散りやすくなってしまうのです。
また、一説では「赤いものを見続けるとストレスを感じやすくなり、勉強に対する意欲を奪ってしまう効果もある」といわれています。
特に強調させたい場所などへ部分的に
使用するのであればよいのですが、
使いすぎには注意したほうがいいでしょう。
ちなみに、赤と同様に黄色やオレンジなどの
暖色系カラーも、多用しすぎると気が散ってしまう
原因になる可能性があります。
ふせんなどでアクセントとして
取り入れるのはかまいませんが
あくまでもポイント使いを心掛けましょう。
勉強効率をアップ! ペンの色を使い分けてみよう
忙しい毎日の中、限られた時間で勉強の効果を得たい方は、さまざまな工夫をして勉強効率を上げる必要があります。
今回ご紹介した方法は
「使うペンの色を変えるだけ」なので、
誰でも簡単に取り入れることができますよ。
暗記が苦手な方や勉強に集中できない方は、
ぜひ今日から試してみてください。
それでは、体調を崩さない様に気を付けて
いい1日を過ごして下さい。
来年春、皆さん目標とする場所で、
いい顔で仕事されている様、
私たちも一緒に頑張らせていただきます。
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