基礎問題→応用問題の時期(一例紹介)

2024/01/10

おはようございます。
国試リハビリセンターです。



いよいよ本格的な
受験シーズンに突入しました。

この時期は模試をしたり、

国試までのカウントダウンをして
自分を鼓舞する人もいます。

併せてポジティブワードで自分を鼓舞する

よりやる気も湧きます。


・良い調子
・1ヵ月前より出来るようになった
・前回より点数が、○○点上がった…などなど。


褒められたら嬉しいのは、誰でも一緒。

自分の声が一番近く聞こえるからこそ、
いい言葉かけをしましょう。


今日は皆さんへ
この時期の勉強法の1つをお伝えします。



今まで基礎知識を蓄えてきたからこそ

これからは、その知識をどんどん出す段階です。


知識を派生させる
という方法で、学習していきましょう。





派生: ある源から別の物事が分かれ出ること
分派して発生すること。また、そのもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について


要するに…
1つの基礎知識を利用して、
関連する応用問題にも答える。
(関連事項を覚える事も同じ)


こうして勉強すると

理解のスピードが格段に上がります。



1つ例を挙げます。

問題: 嚥下中枢が存在する部位は?


1. 赤核
2.
中脳
3.
小脳
4.

5.
延髄

(第54回 国試 午後 問題:65)

さて、この問題解りますか?








答えは⑤延髄です。
でも、これで終わったら、1つの知識だけです。


ここからが国試対策+α。
この1問から、私は4つの派生問題を考えました。

※1点注意。
派生方法は、個人により変わります。
(みんな違ってOK)


派生①他の選択肢の役割は?

派生②それぞれの脳の場所描けますか?
(これは画像問題で問われる可能性も有り)


派生③延髄の嚥下以外の役割は?
(あと、5つあります)

派生④延髄から出ている脳神経核は?
(ここから4つ脳神経核が出てます)


国試の過去問1つとっても、
これだけの学習が可能です。


また、解剖学の基礎知識の問題ですが

“脳”がテーマである為、
臨床神経医学や内科、生理、病理学にも
繋がります。



是非
これを参考に、過去問を解いてみて下さい。


見方を変えて勉強できると、

同じやり方でも知識量は増えます。

まねる事は、成功の近道🎵





それでは、体調を崩さない様に気を付けて
いい1日を過ごして下さい。

来春、皆さんが目標とする場所で、
いい顔で仕事されている様、
私たちも一緒に頑張らせていただきます。


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